札幌市中央区、競馬場としては珍しく市街地近くに立地するのは札幌競馬場。
冬の厳しい北海道という土地柄、以前はダートコースしかありませんでしたが、オーバーシードという天然芝の育成技術によって洋芝を導入。
現在に至っています。
洋芝は他の国内の競馬場と比較してみると芝が深く、非力な馬では足元をとられてしまいます。
そのため軽い芝で好成績を収めてきた馬が札幌では苦戦したり、逆に他の競馬場でなかなか勝ちきれない馬が札幌で結果を出したりということが起こります。
洋芝向きのパワーのある馬かどうか、予想のチェック項目としては欠かせません。
札幌は開催は基本的に8月と9月の2カ月間で開催されます(2011年は10月2日まで開催)。
札幌で新馬戦を迎える2歳馬も多く、札幌デビュー組からは毎年クラシックをにぎわせる馬が出ています。
2000年以降、札幌2歳ステークスの勝ち馬からジャングルポケット、ロジユニヴァースと2頭のダービー馬が誕生していることからも、札幌の2歳戦がいかにレベルが高いかが分かります。
またローカル競馬場としては珍しくGⅡの札幌記念が開催されます。
このレースには夏の宝塚記念に出走した馬の参戦や、秋の飛躍を期待される3歳馬や上がり馬が集い、さながら秋のGⅠ前哨戦の様相を呈することもあります。
新潟のアイビスSDと並んで、ファンが最も熱くなる夏の重賞レースといえるでしょう。
夏季開催ということで、関東、関西の有力騎手が大挙して参戦するため、地元北海道のファンは大いに喜びます。
一定のレベルが確保されるため、裏開催のローカルほど荒れることは少ないといえます。
全国区の騎手が揃えば普段の予想とそれほど変える必要はないかもしれませんが、地元北海道生まれの藤田伸二騎手などは要チェックとしておいたほうがいいでしょう。